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働き方を変えて生産性を高めるための8つの習慣 ~ DevOps 文化インストール~ レポート #asucon
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- Satoshi Oikawa
- https://x.com/oikwsat
開発リーダのための「明日の開発カンファレンス 2017」に参加しました。
本カンファレンスは大きく 5 セッションで構成されていて,以前から聴きたかった牛尾さんが主目的での参加です。
- 働き方を変えて生産性を高めるための8つの習慣 ~ DevOps 文化インストール~
- セキュアな開発と運用サイクル DevSecOps の舞台裏 〜 明日の開発を確かなものにする人・技術・カルチャーとは
- 「開発フローで見る現場を支えるツールたち」
- 今日からはじめる Engineering Management
- パネルディスカッション「どこからはじめる DevOps」※このエントリは 8 つの習慣に特化したエントリです。
セッション概要
本セッションは下記目的を達成するためのエッセンス。
- ソフトウェア開発の生産性を向上させたい
- 新技術/プロセスの導入のスピードを上げたい
- 海外の人と働きやすくなる
そこで DevOps。最初に DevOps を定義しておく。人・プロセス・プロダクトの集合体で継続的にエンドユーザに価値を提供することである - Donovan Brown What is DevOps?
しかし,Agile / DevOps の日本輸入は難しく,なぜなら Agile / DevOps を考えているのは西洋人で,バックグラウンドに西洋文化が有るから。
いきなり日本に持ち込んでも上手くいかないので,まずは西洋文化を理解する必要がある。
西洋文化を理解するため + 生産性の高い習慣を 8 ポイントにまとめ,具体的事例を交えて説明。
- Be Lazy
- リスクや間違いを快く受け入れる
- 不確実性を受け入れる
- サーヴァント・リーダーシップ
- セルフマネジメントチーム
- 従業員への信頼
- 個人の自信
- 階層関係のパワーバランス
日本人でも西洋の習慣を持った人はいる。
- 海外チームに一年以上所属した人
- 技術イケメン揃いの先進技術スタートアップ
西洋文化に染まれば良いというわけではなく「日本人ならではの良さ・強み」もある!
- ものごとの進め方,高い品質
- 人への接し方,お客様への接し方
- チームワークとグループの貢献
- イノベーション
- 美意識
生産性の低さを解消し日本の強みを活かせば,世界と戦える!
資料及びリンク
プレゼン資料及びカンファレンス内でのツイートへもリンクしておきます。
- 働き方を変えて生産性を高めるための8つの習慣
- Tsuyoshi Ushio
- 明日の開発カンファレンス 2017 まとめ
- ⚡働き方を変えて生産性を高めるための8つの習慣\n ~ DevOps 文化インストール~
まとめ
牛尾さんの生プレゼンを初めて聴いて,最初は引くほどのテンションの高さ(失礼)でしたが,ファシリテーション力が高く,プレゼン終了時の満足感は非常に高かったです。
- (朝一発目なので,参加者を必要以上に煽る)
- (グループディスカッションを使い,参加者の積極性を引き出す)
自分も[文化]という課題には思うところがあって,英語レッスン時に「コミュニケーションする上で[文化]は重要なファクターだと思うか?」 に「No」と回答したことで,間違いだと気付くことが出来た。外国人が多くいる職場なことも作用してか,気付いてからはより意識してアンテナ張るようにしているつもり。
「リスクや間違いを快く受け入れる」「従業員への信頼」が私はあまり得意ではなく,ウィークポイントが明らかになり考える切っ掛けと出来たのが良かった。また「生産性と品質を高める」という自分の目指すゴールへの良い刺激となりました。