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壁面収納を作るときに知りたい 6 つのポイント

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今年のゴールデンウィークはコロナウィルスのため,自宅でできる DIY に取り組みました。仕事部屋を充実させるべく,書籍やガジェットを収納するための壁面収納です。※最後に完成した写真をアップしています

コンセプトをもやもや考えてはじめ,どういうのがいいかな〜を模索し始めました。

  • 壁面は傷つけたくない
  • 棚を拡張・変更できる
  • 失敗してもリカバリしやすい ※これ重要
  • DIY なのでコストは抑えたい

そんな中で,いいなと思ったのがこれです。ここから色々調べていきました。

https://stat.ameba.jp/user_images/20181115/10/yukihomelife/2d/fe/j/o1080081014303466870.jpg?caw=800

https://ameblo.jp/yukihomelife/entry-12419169194.html

棚柱というダボレール,ガチャ柱とも呼ばれる棚を設置するための支柱を壁に取り付けて,棚板に棚受けをつけて拡張・変更をしやすくするというのものです。

1. 壁面を傷つけずどうやって収納を作るか

直接壁に棚柱を設置するのは怖すぎるので,ラブリコ&ツーバイフォー材を使いました。ラブリコやディアウォールや類似品が各社(ニトリ・島忠・カインズ)から出ているのですが,結果として,自分の場合,何度も柱を移動することになったのでラブリコで正解でした。ディアウォールだったら柱の位置を微調整するたびに心折れて完成に至らなかったかもしれません。簡単に再調整できるのは重要。

2. ツーバイフォー材をどこで購入するか

オカモク楽天市場店から 塗装済ツーバイフォー材 を購入しました。コストだけならホームセンターの方が安いと思いますが,塗装する手間・カットする手間・運ぶ手間を考えて楽な方を選択しました。

3. 棚柱・棚受けをどこで購入するか

普段は Amazon ばかり使っているので Amazon を探してみるも棚柱周りは充実していませんでした。壁面収納作った的なブログはみんな楽天で購入しているようなのですが,購入すべきサイトを見つけました,「**モノタロウ」**です。棚柱・棚受けが全メーカー・全サイズで揃っていて,3,500 円購入すればで送料無料と安い。そして発送も Amazon 並に早いです。(みんな楽天を紹介しているのはアフィリエイトのためじゃ。。と思ってしまいました)

私はモノタロウを知る前に,ホームセンターで買ってしまったのですが,好みのメーカー・色がなく,売っているものから選ばざるをえなく。。本当はロイヤルで揃えたかったのですが,ホームセンターにあったのは WAKI でした。

ハンガーブラケットを使いたかったのですが WAKI にはそのオプションがなく,WAKI の棚柱に,ロイヤルのハンガーブラケットという…無謀とも思えるチャレンジをしてみたのですが,結果取り付け OK でした。しかし穴の間隔がメーカーによって異なるので,やはり同一メーカーで揃えたほうが良いと思います。

4. 棚柱をシングルにするかダブルにするか

今なら両方使ってみたことでメリット・デメリットがわかりました。

  • シングル
    • メリット : コストと軽さ
    • デメリット:ネジが邪魔で棚受けを設置できない穴が生まれる。微妙な高さで困るかも
  • ダブル
    • メリット:棚受けを並べて設置することができる

シングルのデメリットは盲点でした。等間隔で棚板を設置したいという場合には障壁になるので,ダブルで揃えることをオススメします。そこまで拘らなければ柱の端はシングルで十分と思います。

5. 棚板をどこで購入するか

ずばり 自宅で簡単 DIY できる棚板|アイリスオーヤマ公式通販サイト を購入しました。幅・奥行の種類が多く,セット販売されている。また,木口テープを貼る必要がなく,無加工でそのまま使える。後で棚板を増やしたいなと思った場合も気軽にできそう。

6. どの長さを中心に設計するか

DIY 初心者の自分はこれが一番知りたい情報でした。自由に作れるのはよいのですが,自由すぎて何を基準に作ってよいか分からず,雰囲気で作り始めて,あーこれをこうするとこうなるのではとなり,何度も調整し直す羽目になりました。。。

高さは天井があるので天井までの高さにすればよいのですが,壁面収納全体の幅が問題でした。幅の基準となるのが,ツーバイフォー材の設置間隔・棚柱の設置間隔・棚板の幅とあるのですが,結論「棚板の幅」です。棚板の幅を先に決めて,棚柱・ツーバイフォー材の数・位置を決めるのが良いです。

  1. 棚板の幅を決める
    • あまり長い棚板は荷重でたわみやすい
    • 自由に拡張・移動させたいので全部同じ幅で揃えたい
    • 棚板やポールは既製品があるので,既製品の長さに合わせておくと後々拡張も楽
  2. 壁面収納全体の長さを測り,棚を何列にするか決める
    • ラブリコ 1 つあたりの耐荷重は 20kg
    • 柱一本あたりのコストも気にする。 ※一本あたりツーバイフォー材・ラブリコ・棚柱が必要
  3. 棚受けは棚板の端に取り付ける
    • 棚板の収納スペースをフルで活かす
    • 棚板の幅を統一し,どこにでも設置可能に
    • ダブルの棚柱に,横並びで設置可能に
  4. 棚柱をツーバイフォー材に取り付ける
    • 壁の端と棚板に隙間を空けたくない場合は注意。 私は何も考えずに棚柱を柱の中心に取り付けて,棚板と壁端に微妙な隙間ができてしまうことに気付きました

この辺の順番をちゃんと考えず,最初に柱を適当間隔で立て〜棚板に棚受けを取り付けて〜とやっていった結果

  • 棚板が横に並べられない。むしろお互い干渉する
  • 棚板を別の柱に設置しようとすると微妙に幅が合わず設置できない
  • 柱の長さを何度も微調整する羽目になる

となり,棚板から棚受けを取り外し,柱の位置を再調整する,という作り直しをやっていました(笑)

とはいえ自分で作ったのでチャレンジ自体も楽しめ,収納量が多い収納が作れたので満足度高いです。愛着も湧き今後の拡張も楽しみですね。

最後に完成した壁面収納をどうぞ!

壁面収納