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テレワーク最強ガジェット 骨伝導ヘッドセット Aftershokz OpenComm レビュー
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- Satoshi Oikawa
- https://x.com/oikwsat
テレワーク最強と名高い骨伝導ヘッドセット「OpenComm」を購入しました。
購入して 1 週間ほど使ってみたのでまとめていきます。
経緯
リモートワークで働くようになっておよそ 1 年。
デスク・モニタと少しずつ環境を整えてきて,マイク・スピーカーもなんとかしたい欲が湧いていきます。
最初は Bluetooth イヤホン・ヘッドフォンを使っていましたが,長時間使うと耳への負担が大きく, MacBook Pro 本体の内蔵マイク・スピーカーでごまかしていました。 冬になりエアコン等のノイズが多くなったからか,内蔵マイクでは音質に問題があったようで,伝わりづらい場面が多々発生していました。 ノイズを拾わないような単一指向性のマイクから探し始めました。
検討案
案 1. 持ってる Anker Soundcore Liberty Air 2 を使う
- カナルタイプなので,長時間使うには耳への負担が多い
- カナルタイプなので,宅急便に気づかない
- マイクの性能がイマイチっぽく,評判良くなかった
- バッテリーが 4 時間ほどなので,一日持たない
会議が多くなって長時間使うとなると辛いので別のソリューションが欲しい。
案 2. 単一指向性のマイクを新規導入
単一指向性機能がついてて,レビューが高そうなところを見るとこのあたりの商品にたどり着く
- 888M M4U 3,000 円ほど
- FIFINE USB マイク 10,000 円ほど
- Blue Microphones Yeti Nano 15,000 円ほど
- Blue Microphones Yeti 18,000 円ほど
これまでマイクを買ったことがないので選択が悩ましく,さらにはマイク購入した後の問題の方が大きそう
- どこに置くか問題。マイクスタンド? デスク上? と設置に頭を悩ませそう
- ケーブル増える問題。ケーブル数が増えると PC との位置に制限がでてきて,レイアウトの柔軟性下がりそう
案 3. 骨伝導ヘッドセットを新規導入
イヤホン・ヘッドフォン,マイクが候補から消えつつあり,ヘッドセットで探していたところ骨伝導式のヘッドセットを発見。
- Aftershokz OpenComm 20,000 円ほど
※ 参考記事 【AfterShokz】次世代型骨伝導ヘッドセット OpenComm ノイズキャンセリング・ブームマイク搭載。最大使用 16 時間,5 分の急速充電にも対応。 | FOCAL GADGET
骨伝導+ブームマイクという,まさに自分が求めていたソリューションです!
決して安くはないですが,購入前に試聴で試すことができたのと
実質「16,380 円」という期間限定特価も後押しし,ヨドバシカメラで購入。
色は Slate Gray と Light Grey の 2 色展開されていて Slate Gray を選びました。
良かったところ・悪かったところ
一週間ほど毎日使っていたので,良かったところ・悪かったところを書き出してみます。
良かったところ
- 一日中装着できる快適性
- 30g と非常に軽い
- 耳を塞がないので,耳への負担が少ない
- 耳を塞がないので,宅急便とか周囲の音が聞こえる
- 頭を振ってもずれない
- 16 時間持つバッテリー
- 満足な音質
- 音声・音楽ともに十分な音質
- ノイズキャンセル付きマイク
- ブームマイクで指向性が抑えられ,ノイズ拾わなくなった
- 防水なので水拭きできる
- ボタンがクリック式で誤操作が少なくてすむ
悪かったところ(気になるところ)
- ボリュームが大きくなるにつれ,振動が大きくなる
- 会議中,話す人によって振動するため,細かいボリューム調整を強いられる
- こめかみ付近に側圧が掛かるので,慣れるまで違和感ある
- こめかみ付近に当たるトランスデューサ部分が汗で汚れる
- 専用ケースが意外と大きい。ヘッドセットが畳んだりできない作りなので,軽さの割にケースが大きく感じる
- 充電ケーブルがマグネット式。防水対策のためか専用ケーブルなので,紛失・故障時が怖い
まとめ
悪かったところも書き出してみましたが,気になるレベルの許容できるものばかりで,文句の付け所がない製品といえます。
テレワークにおいて,最強のギアを手に入れたと言っても過言ではありません。
家電量販店でおいているところも多く気軽に試しやすい製品なので,骨伝導未体験の人は是非試してみてほしいです。