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デバッグ力を高めるために伝えたいポイント

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デバッグ方法を教える機会が有ったので,改めて自分がデバッグする時の解決方法について整理してみる。

  1. 再現確認
  2. 再現条件から原因を推測
  3. デバッガ等で原因を特定
  4. 修正方法を考案
  5. 影響範囲,デメリット,リスクを検討
  6. 修正
  7. コードレビュー
  8. 修正範囲+one more thing のテスト
  9. 完了

というのが一連の流れ。


原因を推測・特定というステップにフォーカスしていくが,知識・経験が多いほどスピードが高くなっていき,知識・経験が少ない開発者はやはり時間が掛かってしまうし,特定に至ることができない場合も多い。

しかし,ここを乗り越えないと自分できないです…という問題解決できないクソエンジニアになるので,ぐっと堪えて魚では無く釣り方を教える。

  • 今どのステップに居るのか
  • 原因推測の仕方
  • 切り分けの仕方 (二分探索)
  • デバッガの使い方

といったデバッグ手法をロジカルに教えていくことで,問題解決出来るエンジニアになってもらいたい。そして問題解決できた後は,

  • バグ修正レポートを書くことで理解度を上げる
  • デバッグ時に出てきた不明な点を調べることで知識を増やす

というのも合わせてフォローしていきたい。